月におかゆ

白河綾の占星術&タロット研究室

明日が雨でも

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♫高円寺kuutamoさんハロウィン鑑定

http://porridge.hateblo.jp/entry/2018/10/15/162244

♫実占!インディーズタロットお試し会

http://porridge.hateblo.jp/entry/2018/10/09/124700

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占いと天気予報、よく似てるなと思います。

 

「明日は降水量70%、傘を持ってのおでかけが良いでしょう。」

天気予報は、あくまでどのくらいの確率で雨が降るかを伝えるものです。

「雨が降るので、明日は悪い日です」と伝えているわけじゃない。

 

みなさまにご不便がないように、傘を持ってでかけましょう、というささやかなアドバイスをしている。

 

もし明日予定されている野外イベントに参加したくない気持ちがあったとき、その日が大雨になれば、その人は心底ほっとすると思います。

日照りが続いている地域にとっては、恵みの雨となる。

 

 

「【今週の水瓶座】停滞期。少し気持ちが不安定に…デートは先延ばしにした方が良さそう。」

気持ちが安定しようが不安定になろうが、約束は約束だし、仕事の都合もある。

 

でも、このなんてことない占いを読んで、最近なんとなくイライラしている自分に気づいたとしたら。

「ごめん、なんだか最近疲れてるんだ」と口に出して相手に言えるきっかけになったなら。

それだけでも忙しいなか占いを読んだ価値がある。

(まぁ、最近の占いはポジティブな表現が多いのでこういう言い方はしないかもですが

…)

 

雨が降ることに善悪がないように、運気に完全な善悪はなく、 

雨が降っていても、運気が停滞していたとしても、

わたしたちには傘があり、でかける選択肢も、でかけない選択肢もある。

 

占いという自分専用の天気予報を聞く機会があったとき、そのあとどのように行動するかはやはり自分次第なんだと思います。

 

 

幸運について、村上春樹が『職業としての小説家』でこんなふうに言っていました。

 

しかし幸運というのは、言うなればただの入場券のようなものです。そういう点ではそれは油田や金鉱とは性格を異にしています。それを見つけて、いったん手に入れたらあとはもうオーケー、左うちわで安逸に人生を送れるというものではありません。その入場券を持っていれば、あなたは催し物の会場に入れてもらえます——でもそれだけのことです。入口で入場券を渡して、会場の中に入れてもらって、それからどのような行動をとるか、そこで何を見出し、何を取り、何を捨てるか、そこで生じるであろういくつかの障害をどのように乗り越えていくか、それはあくまで個人の才能や資質や技量の問題になり、人としての器量の問題になり、世界観の問題になり、また時にはごくシンプルに身体力の問題になります。いずれにせよ、それはただ幸運であるというだけではまかないきれないものごとです。

村上春樹『職業としての小説家』p202 より

 

あわただしくて催し物があることすら気づけない時期、どんなに欲しくても入場券を持てない時期もあると思います。

そして、入場券を持てた人が、はたして最高の人生を送り続けられたかと言われれば、そうではないと思います。

それぞれの人に与えられた道があるのだと思います。

 

そしてそのときどきに、その人にとってのベターな選択があるはずです。

自分の意志で、毎日をベストな状態で過ごせる人ばかりなら、占い師は要らないです。

 

もし自分が占いをすることにはっきりとした意味があるとしたら、誰かが人生をパーフェクトに過ごすためのものではなく、

雨のなかをでかけるときに、靴が泥んこにならないヒントを教えるような、とてもささやかなものだと思っています。

 

 

お知らせが遅くなりましたが、毎週金曜日、12:00〜20:00は

横浜コスモワールド「占いの駅」に座っています。

今のところご予約ありませんので、ふらっと遊びにきてください。

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✼••本日のBGM••✼ 

ハンバート ハンバート『横顔しか知らない』

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